【後志インテルFC】2024シーズン終了のご挨拶 | 今季の振り返りと来季に向けて(代表 道言栄太)
今シーズンを振り返り
2024年シーズンに後志への移住者でチームを立ち上げると計画してから約2年。
本当に多くの困難がありました。
その度に様々な方に助けていただき、なんとかチームを立ち上げ、運営することができました。
そして、チームを立ち上げて初めての練習試合を迎えます。
相手は、2025シーズンの北海道リーグ昇格をきめたSABASさん。結果は1-2で敗戦。それでも強豪相手に守備で通用した部分もあり、カウンターから1点を奪い、初戦としては上出来でした。
そこから多くのチームに練習試合をしてもらい、多く選手に助っ人に入ってもらい、戦術を共有していきました。公式戦の日程も決まりあとは初戦を迎えるだけというタイミングで、守備の要でキャプテンでもある嶋選手がケガで初戦不在となってしまいました。
大ピンチです。
ですが、やるしかありません。
試合当日、ミーティングではチームとしてやることを明確にして、映像を見て試合に臨みました。対戦相手は奇しくもチーム立ち上げ初の練習試合の相手でもあるSABASさん。
試合は終始攻められる展開。時折カウンターの機会はあるもののビッグチャンスはありません。
そんな展開の中、後半途中から投入された松村選手がファーストプレーで70mほどドリブルで運び、PAに侵入してラストパス。それを金子選手が決めて先制点を奪います。
その後は交代で入った選手も頑張り、1-0で公式戦初戦を白星で飾ることができました。格上のチーム相手に挙げた勝利はチームの自信になりました。
その後も、YutoSCさんや北大クラブさん、札大GPさんなどカテゴリーが上のチームと試合をしましたが、良い試合をすることができたと思います。
また、カップ戦と同時にリーグ戦が始まります。
リーグ戦は土のグラウンドや攻撃面での形ができていないこともあり、最初の数試合は苦戦が続きました。
最初の3試合で奪えたのは4ゴールのみ。改めて、攻撃の難しさを感じました。
その後のリーグ戦では、試合でのミスから課題を見つけ改善し、5試合で26得点とゴールを奪えるようになりました。
そして、大一番でもあるA1リーグ参入戦(飛び級トーナメント)。シーズンも最終盤。
このために戦ってきたリーグ戦。対戦相手は全てカテゴリーが上のチーム。気を引き締め直して、油断することなく、最大限の準備をして臨みました。
飛び級トーナメントでは、カテゴリーが上にも関わらず守備を固められるシーンが多く、攻撃面で苦戦しましたが、事前に何度もゲームの進め方や攻撃、守備のやり方を全員で共有して試合に臨めたおかげで、3試合で14得点0失点という成績で札幌リーグ1部(J8)飛び級を達成することができました。
3試合で被シュートも5本くらいに抑え、シーズン当初に思い描いていたサッカーをシーズン終盤にようやく実現できたと思います。
来シーズンに向けて
来季に向けて、今シーズン浸透した戦術をパワーアップさせ、どんな相手にでも硬い守備とゴールを奪える攻撃を両立できるように、プレー原則作成などすでに取り組んでいます。
目指すはJリーグ!!
まずは毎年昇格し、あと3年での北海道リーグ(J5)昇格を目指します!
このチームは、前身となるチームもなく、母体となる企業様もおらず、代表の道言栄太も単なる教員と言ったところからチームを立ち上げました。
このチームは、移住してくれた選手、札幌にいながら入団してくれた選手、後志の多くの企業様のおかげで成り立っております。加えて、練習場所の提供やポスターの掲示などホームタウンの多くの方々に支えられてここまで活動を続けることができました。
後志インテルFCは引き続き、後志に住んで、後志で働き、後志で練習するという基本的なコンセプトを変えずに、サッカーと地域貢献を両立しながらJリーグ参入を目指していきます。
今後は後志在住の方、後志にゆかりのある方、後志が大好きな方、後志に関係する皆さんを巻き込んで、チームとして大きく成長していきたいと考えております。
来シーズンはこれまで以上にサッカーと地域貢献に取り組み、後志インテルFCのファン(インテリスタ)になっていただけように活動していきます!
Andiamo al J league insieme!!
最後に、選手、スタッフ、札幌地区サッカー協会の皆様、社会人チームの皆様、その他関係者の皆様ありがとうございました!
代表 道言栄太